思い通りにいかないとき、 相手を責めるのでもなく、 自分を責めるのでもなく、 事実だけを細やかに見て、 どうしたいのかを描いて、 何ができるのかを考える。 でも、渦の中では難しい。 少しだけ離れて、深呼吸。

人に何かしら与えようとして、断られても穏やかに見守っていられるのは愛。 心中波立って裏切られたように感じてしまうのは依存。

困った問題は、形を表すずっと前から、見つけてもらうのをひそかに待っている。 言い分を聞き、認めてあげると、それだけで消え去ることだってある。

失敗しとかないと、人生に失敗するよ。

いつまでも記憶に残るものは、覚えようなんて思ってなかった。

昨日は今日へのプレゼント。 今日は明日へのプレゼント。 受け取り拒否は許されない。

背負ったままでも休むことができるのは、大人の美徳。 背負っていなくちゃいけないのに放りだせるのは、子供の美徳。 背負うものが大きくなるほど、両方持ち合わせていたい。

過去や未来など実在しない。 あるのは記憶と想像であり、 それらは今の中にある。

未来を追う今は有限であり、 今を追う今は霧消する。 ただの今だけが無限たりえる。

同じ名前のカフェでも、入りたい店とそうでない店がある。 そこでくつろぐ人達の雰囲気、テンポが違うのだ。 客も客を選べ。

やらない後悔より、やって後悔。 常に同じ教訓しか生まない残念な結末より、すがすがしささえ含む新しい反省。

本物は、五感も思考も突き抜けて、心の芯にやってくる。 いくら理屈をこねたって、その確信は変わらない。

自己中は避けられてしまうやり方を選ぶ。 超自己中は感謝されてしまうやり方を選ぶ。

ウンチクよりも、 ノウガキよりも、 キネヅカよりも、 存在そのもののちから。

継続とは定点観察。 ひとつの視点から変化を捉え続けることであり、発展昇華していくことだ。 ただやりゃあいいってんじゃもったいないし、根っこが変わるのはもっとよろしくない。

リラックスのためには、ストレスが必要だ。 緊張が大きいほど、ほどけた後に訪れる余韻は、味わい深い。

笑いはリセットボタン。 頭からっぽにして、天真爛漫に笑うひとときがあれば、新たな力が湧きあがる。

明日は無いと思っても、あたらしい明日がくる。 この幸せが続けばいいのにと思っても、あたらしい明日がくる。

闇は聞いてもらうのを待っている。 そして時として光より雄弁だ。

「あなたのおかげでこれだけハッピーになったよ」 と伝えてあげてこそ、感謝。

崖っぷちギリギリで掴んだものがいちばんオイシイ。

言葉を失い、裸でその瞬間に飛び込んでしまったときほど豊かな時間はない。そこには幻のようにはかなく、しかし太陽よりも力強く輝く、真実との触れあいがあった。

人には何か、やればやるほどエネルギーが湧いてくるというものが必ずある。 大事にとっておけば貯まるものではなく、使うことで新たなエネルギーが呼び起こされるのだ。 そういうことを仕事にしたいね。

守り通すと、強くなる。 手放すと、自由になる。 守るには覚悟がいる。 手放すには勇気がいる。

人間は、いろんなものを生み出し、世界を制覇したようにふるまっているが、実のところ、自分の筋肉くらいしか動かすことはできないんだな。

時間とは、言葉と思考を積み重ねた大きさ。

深呼吸の前に言葉がある。 深呼吸の後に言葉がある。 あれ、深呼吸の間、言葉はどこに行ったんだ？

想いは、言わなくても伝わる。 特に、我が消えたときと、我が強すぎるときは。

言うべきことを、 言うべきときに、言う。 言いそびれたら、伝わらない。 何十回心の中で叫んでも。 いくらリベンジしてみても。 どれだけ素直にいまを見てるかってことなんだ。