2010-01-01から1年間の記事一覧
せき立てられて火を点けられる前に 自分で自分のお尻に火をつけろ
シンプルなものってのは、頭ひねってあれこれ付け足した後、腹くくってそのほとんどを削ぎ落としてできあがる。
リーダーシップっていうのは、周囲に助けが必要なことに気がついて、先に手をさしのべてあげること。
エンジンの力で、雲を切って飛ぶのもひとつの飛び方、 気流を読んで、それに乗っていくのもひとつの飛び方。 自分の得意な飛び方で飛べばいい。 でも、苦手な飛び方も、いつか必要になるときがくる。
目に見えるものにはとらわれやすい。 でもそれは結果として出ちゃったものだから、どうにかしようとしても既に手遅れ。 目に見えない気配をつかまえろ。
失敗して、成功して、 そうしてようやくひとつのことを学べる。 どっちもとばしたらあかん。
全力を出すことまでしかできないのに、完璧を目指すという罠。
その快感は本当に自分のもの? その苦悩は本当に自分のもの? それは自分のそばを通り過ぎるものであって、 自分自身はもっと違う次元にいる。
大切なものは少ない方がいい。 両手に抱えられるものは、そんなに多くない。 自分を満たすものも、ほんとはそんなに必要ない。
「あとちょっと」が起死回生の一押しになることもある。 でもタイミングを失すると、グダグダの悪あがきになる。
迷ったら、 楽チンなことより大変なことを、 心がフワフワすることより肚が落ち着くことを、 欲望を満たすことより魂が喜ぶことを選べ。
愛を感じるためには、何もしなくていい。 愛を共有するには、意志と行動が必要だ。
はだかになったぶんだけ、傷つきやすいけど はだかになったぶんだけ、深く、深く、リアルに味わえる。 最初はみんな、はだかだった。 いまからでも、はだかになれる。
吐く息で私が世界に放出され、 吸う息で世界が私に流れ込んでくる。 そんな深呼吸をしたい。
自然は何も隠しごとをしない。
本番がいくら短くても、普段の姿が必ず現れる。準備、準備、準備。何気ない一言や箸の上げ下ろしでさえ、下ごしらえの成果として生まれ出るのを密かに待っている。
人間は、肉体と精神のみの化合物ではない。 出来事や人との出会い、日々に為すこと、身体に対するイメージ、能力や性格への評価、物事の受け止め方と選び方、 ぜーんぶひっくるめてひとつの存在を創っている。
大自然の中や慣れ親しんだ心地よい場所に行くと、身体は大きく広がっていく。 汲々したところに戻ってくると、元の身体に縮んでしまう。 まるで時間が戻ったように、身体は場所土地に反応する。
得体の知れないものに名前をつけると安心できる。 そして名前は、思考停止も誘い出す。
野生とは、 溢れる刺激に埋もれない澄んだ感覚と、 ひとりでも大地を踏みしめてやり抜く力と、 大きな存在にすべてを明け渡す広い勇気だ。
電光掲示板は、光る部分と、暗い部分があるから、文字が読める。 光らないことも、大事な役目。